留年

留年後の生活

留年した後の学校生活、なかなかレアだと思います。
まず、始業式の日が一番行きたくありませんでした笑。1個下の学年はもちろん私が留年した事は知らないです。(噂では知っていたかもしれませんが)
なので座っていると「え?え?この人見たことあるけど同じ学年じゃない。。よね??」のような空気で辛かったです。もちろん先生も別に「えーコイツが留年したサトコです。今日から同じ学年になるからみんなよろしくなー。コイツみたいにならないように勉強しろよ!」みたいに紹介されるわけでもなく、普通に始業式は過ぎていきました。

最初はやはりつらかったので前の学年の仲いい子の所によく遊びに行っていました。しかしそのまま前の学年に依存するといずれ居場所がなくなるのはわかっていたので同じクラスでも居場所を作ろうとがんばりました。
私がギャル風だったのが功を奏してか、派手めなグループをつくる事に成功しました。そこで「も~私ダブっちゃってさ!大変なんだわ~。まー仲良くしてよ!!」といった感じで開き直ったキャラに徹しました。
触れちゃいけないみたいになるとめんどくさいので自分から「私ダブってるからさぁ~修学旅行2回目だからいいとこ教えるよ~」といってネタにして自分からガンガンいくようにしていました。

留年したのは彼氏と毎日会っていたからということもありました。その彼氏はちゃっかり卒業して就職していたので留年後は家にいる時間が長くなりました。
そして「これ以上留年するわけにはいかない!」と思った母に強制的に家庭教師をつけられました。
主にテストの見直しをするばかりでしたが、おかげでなんとか真ん中くらいの成績を低空飛行ですが保っていました。(ちなみにうちは田舎のほうだったため、最寄り駅まで母が家庭教師の送り迎えをしてくれていました。。お母さんありがとう。。)
ちなみに毎回母が勉強後に家庭教師にケーキとお茶をだしてくれていました。数学の家庭教師は変わり者で(オタク感すごい)毎回ケーキのフィルムをベロンベロン舐めていた事がすごく印象深く残っています。(人んちでケーキのフィルムベロンベロン舐める大学院生ヤバイですよね笑)

そんな感じでのほほんと過ごしていましたが、、、今の私だったらもっと喝を入れたいです!!
「お前わかってんの!?留年してんだよ!?勉強2回目なんだからトップとるくらいのつもりで勉強しろよ!大学行けよ!本気だせよ!親孝行しろよ!!将来を考えろー--!!!」
昔の自分に声をかけれるならこう言っています。。。はぁ・・・。お恥ずかしい。


留年してもなお、我が子の本気がみられない、イライラ。。。という親御さん。。。
申し訳ないのですが、いつかきっとやる気をだすので見守ってください。。
とりあえず、自立すればフリーターでもいいわくらいの気持ちですこしお子様と距離を置いてみてください。

うるさく言えば言うほど考えたくなくなる時もありますので。。
将来自分がどうするのか、考えるきっかけさえあればきっとやる気がでます!!
私がかわりに謝っておきます。心配かけて申し訳ございません。。。。!!